憎めない貧乏彼氏との日々

男性
引用:weheartit.com

貧乏な彼氏だったけど心のやさしい人

以前、付き合っていた彼氏が本当にお金がない人でした。

いわゆる、貧乏彼氏。

その彼氏は、とある大手の物流会社でパートとして働いていたのですが、その容姿は本当に『貧乏』という言葉ぴったりの男性。

今思うと、『なんで付き合っていたのだろう』と思うこともありますが、お金よりも愛だと信じきっており、なおかつ彼の優しさに惹かれました。

お金の余裕は心の余裕

しかし、付き合っていると色々とわかってくるもので、彼はいつもお金のことを考えているように見えたのです。

人柄はとても優しく、なんでも気を使って接する人なのですが、どこかだらしなくて、ずるいところもありました。

それと見た感じがだれが見ても、貧乏なんです。

髪は伸び放題でよその時代から来たような髪型をしています。

話せばこの時代の人なのですが、どうしても外見だけ見ると感じがよい人という感じには見えません。

タイトルのように貧乏彼氏という言葉がぴったりです。

そんな彼氏はバツイチだった

後の事分かることですが、彼は一度離婚をしていました。

元奥さんと別れた理由も『お金』が原因。

私とのデートも雰囲気の良いところには高くて行けないし、外食といえばもっぱら近くのファミレス。

誕生日プレゼントも、今では高校生の方が豪華なのではないかと思うくらい。

物や金額ではないとわかっていても、女性として少し醜さを感じ始めていました。

彼が離婚された理由も徐々に分かり始め、ついに別れを決断する出来事が起きました。

割り勘までは許せるが盗みは絶対許せない

ある日、出来事は起きました。

私は、500円貯金をしているのですが、いくらたまったかちょこちょこ確認するのも楽しみになっていた矢先、

貯金箱を持ち上げた時なんだか重さが川ていないことに気がつきました。

そう。いくら毎日500円貯金をしていても彼が家に来てはバレないくらいの額を取っていたのです。

そりゃ、いくら毎日貯めても貯めても、貯蓄されるはずがありません。

彼に問い詰めたところ、「だって昼ごはん買えないから・・・」と。

割り勘までは許せても、人のお金をこっそり抜く人とはもう無理だと思いその場で別れました。

この時、『恋にある程度のお金は絶対大事だ』と本気で思った瞬間でした。

相手に借金があるか、自己破産はしていなかったかなどお金にまつわることは結婚前に必ず確認すべきと思った恋愛になりました。

 

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