好きな相手には客観的判断が鈍ってしまう
付き合っていた時は、なんだか闇雲にしがいがちだった出来事も、別れてしまえば
「なんであんなに尽くしていたんだろう・・・」「何がよかったんだろう」と思うことはありませんか？
特にこの状況は、別れた後に女性が強く思う傾向があります。
付き合っていたり、相手のことを好きだったりしている時は自分自身の今までの常識やタイプ、物事に対してのものさしが変化します。
恋人に対しての評価がやけに高くなってしまうのです。
こんなことはありませんか？
自分の友達がその友達の彼氏の話をしてきました。
内容は、彼氏の愚痴。聞いているとどう考えてもその彼氏が悪いように聞こえるのですが彼女はいつもこういいます。
「でも好きだから、別れるという結論にはならないの」と。
だけど、聴けば聴くほど「その彼氏のどこがいいのか？第三者から見ればただの金ずるにしか見えない」
という中身です。
好きな人には基準が甘くなる
付き合う前は、男性なら笑顔が素敵で明るくてスタイルがいい子がいい。女性なら背が高くて優しくて誠実な男性がいい人に魅力を感じやすくなります。
その判断基準は、やや高めに設定されることが多いのですが、恋愛感情に変化をすると判断基準も変化します。
恋愛対象の相手の魅力度が急に高まって見え始めるのです。
これが、いわゆる『恋は盲目』というものなのではないでしょうか。
相手を好きな気持ちはわかりますが、その恋が本当に自分自身のためになっているのか、自分よがりになっていないか見極める力も必要なことだと思います。