縁結びとは？
「ご縁を結ぶ」という意味は、何も恋愛だけが全てではないとご存知でしたか？
「人と出会うこと」
「恋人同士になること」
「復縁を成し遂げること」
「夫婦になること」
「家族との仲を取り持つこと」
「親子になること」
「仕事に恵まれること」
「気の合う友人に出会うこと」
「新たな土地に出会うこと」
これら全て、生きる上での「ご縁を結ぶ」ことなのです。
♡ 復縁成就の為の努力
そもそも、『遠くの神社に行ってまでもお願いする』という行為は、それほどまでにもう一度ご縁を結びたいという心の表れだと思います。
しかし、復縁や恋愛成就のために、いわゆる恋愛に強い神様にお願いするだけお願いして、後はなにも努力しない！では、せっかくのご縁も結ばれるものも結ばれません。
目には見えない、「ご縁」というものは、それこそが奇跡だと思います。
♡ 復縁のためにもう一度考えたいこと
彼と復縁したい、彼女と復縁したい、それは素敵なことだと思います。
でも、一度初心に返り思い返してほしいことがあります。
彼と出会ったきっかけや場所、彼女と付き合うまで頑張ったこと、彼と訪れた旅先、彼女と一緒に見た映画、二人で語り合ったお互いの夢。
これら、全ては良いことも悪いこともすでに過去のもの。
しかし、過去以上に良い関係を作るも、悪い関係を作るも、未来はまだ訪れていないので誰にもわかりません。
だからこそ、「今」というこの瞬間を後悔しないために尽くすのではないでしょうか。
♡ なぜ出雲大社が縁結びの地なのか？
そもそも、なぜ出雲大社が「縁結び」の地になったのか知っていますか？
それは昔、大国主大神が天照大御神のお求めによって、国譲りをされた時からと言われております。
そして、国を譲った大国主大神は幽れたる神事をされることになったそうです。
旧暦の10月、全国八百万の神々を出雲の地にお迎えになり、一年の神事を各神々から相談されるようになりました。
その時から縁結びの地と呼ばれるようになり、全国で唯一、出雲地方は旧暦の10月を「神在月」と呼ばれるように。
このことから、今に至るまでご縁たる土地と言われるようになったのですね。
先ほどにも述べたように、縁結びの神社でお願いする効果も人知れずかもしれません。
しかし、ご縁を結びたいという儚い願いと、それに至る努力と行動、そしてお祈りがあってようやく神様はそれならお手伝いたしましょうか。
と思われるのではないかと個人的には思っています。