綺麗に縁切り!綺麗に別れさせる方法があった
探偵という職業は、そもそも世相反映しやすいものですが、それは「別れさせ屋」においても同様です。
性に対する価値観が時代とともに変化し、浮気、不倫が当たり前のように横行している時代だからこそ、「別れさせ屋」への需要が後を絶たないのです。
では、なぜ、人は浮気をするのでしょう。
お互いに愛し合ったからこそ、恋人となり、夫婦となったはずなのに、なぜ少なからず男女の関係は齟齬をきたすことになるのでしょうか。
肉ばかり食べていれば魚が食べたくなる
これは、浮気性の男が口にする定番のフレーズ。ある意味、意外と真理を突いていると言えます。
そして、浮気や不倫を望む「芽」が出てきたタイミングでそのチャンスが訪れたとしたら、まず大半の人間はそれを拒むことが出来ません。
今ほど浮気や不倫相手を見つけるには、手間のかからない時代も珍しいでしょう。
携帯電話やパソコンのメールボックスには、連日山のように出会い系サイトの案内が届くし、風俗産業も手を変え、品を変え、様々な形態でサービスを顧客に提供している。
キャバクラなども、男の浮気性を満たすためのサービスと捉えることが可能です。
男性は、代金を払って店の女性スタッフ(キャバクラ嬢など)とお酒を飲み交わし一時の雑談に夢中になり、そして、特定の女性スタッフを気に入ればその後、何度も足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。
これはもう立派な疑似恋愛です。
でも、肉体関係に行かなければ浮気は”芽”のままですけどね・・・
このような、疑似恋愛を求めている方の中には、何も軟派で軽薄な男性に限った事ではないのがポイントなのです。
そもそも、出会いの機会をあまり得られない層をターゲットにし、出会うと芽のツールが潤沢に与えられているのが今の時代。
だからこそ、人の性や恋愛に対する欲求には、際限が無くなり、浮気への歯止めも利かなくなってきている今日この頃です。
現代においては、浮気に男女の性の差はありません
いずれも、性というものをよりオープンに考えるようになっていくし、たとえ妻子ある男性でも、夫子のいる女であっても欲求の逝くままに複数の恋愛を求める事につながってしまうのです。
残念なことに男女がこの世にいる限り、浮気や不倫は無くならないでしょう。
浮気をしている方からすれば、一種の遊びのつもりでも片方は多大な神経をすり減らし生活しているのです。
一昔の時代とは違い、夫婦間の絆も危うく、二人を結ぶ赤い糸は今にも切れそうになっている時代です。
その点「愛人と別れさせてほしい」という依頼案件は、まだまだ夫婦間に愛情や未練がある証拠だと思います。
そもそも好き勝手に、旦那も奥さんも浮気していればこのような依頼自が来ませんからね。
不倫は当たり前という価値観が当たり前になってくれば、いずれは「不倫」という言葉さえ死後に変わってしまうのではないでしょうか。
しかし、表には裏があるように、その裏にいる人たちが泣かされ、不幸な人生ドラマに巻き込まれている方が激増しているという事実もあるのです。
東京は、曇り空。雨が降ってきそうな、どんより空。だけど、心はいつも晴れ模様でいきましょうね!