夫婦危機だからこそ結婚の意味について考える
今回は、家庭内復縁に至るまでの体験談についてお話ししていきます。
離婚という形の前にできること、夫婦とは何か?結婚とは何か?考えるきっかけになって頂ければと思います。
私は5年前に夫婦仲が悪くなり、離婚の危機に陥ったことがあります。
原因は、夫の会社が倒産してしまい生活が苦しくなったのにも関わらず、仕事を転々として収入を増やそうとしなかったことです。
私自身も、急激に環境が変化したことにイライラしていたのは確かだったので、冷静に考えて夫婦仲を修復、家庭内復縁に成功しました。
・まずは夫婦の将来を考える
家庭内復縁をする為に大切なことは、まずは「3年先、5年先、10年先」と順序立てて将来の計画を立てることです。
当時、子供がまだ2歳だったので、「幼稚園・小学校・中学入学」を考えると、やはりここで夫婦仲は良くしておいた方が行動し易いと考えました。
・夫の良いところを整理する
今は、お互い甘え過ぎている部分があるので見えなくなってしまっていますが、そもそも夫と結婚した理由を考え直してみました。
夫は、のんびり屋でマイペースですが、優しくて私のワガママを聞いてくれること、普段は物静かで私の話をしっかり聞いてくれることなど、結婚前に良いと思っていた部分を思い出してみたのです。
逆に、若い時に付き合っていた元カレが酷いマザコンだったので、彼と一緒になるよりは百倍マシだと思うことができました。
・自分が働くことを考える
夫に稼ぎがない様ならば、自分が働くことを考えました。
フルタイムは無理だと思ったので、パートでどんな仕事ができるか探してみたところ、ヘルパーや医療事務の資格を生かして働ける仕事があることが分かりました。
・夕飯は一緒に取ることに
子供の世話が忙しくて夕飯は夫婦で別にしていたのですが、何とか時間を作って主人の夕飯の時には晩酌を付き合う様にしました。
その日あったことや子供の様子についての会話が増えて、段々と主人に対するモヤモヤが治まってきました。
・休日は家族で外出をする
経済的にきつかったので、休みの日に家族旅行に出かけるのは避けていました。
しかし、休日には近場でも良いのでお弁当を作り、家族で出かける様にしました。
最初は主人も「疲れているから」と面倒くさそうだったのですが、子供と遊んでいるうちに段々と明るい表情になりました。
しばらくすると、自ら「今度の連休は、子供を○○公園に連れていってやろう」と言う様になったのです。
これが一番家庭内復縁には効果的だったと思います。
以上のことを1年間続けたところ、いつの間にか夫婦の会話も増えてきました。
夫は契約社員の仕事の他に、倉庫でのアルバイトの副業を見つけて、ダブルワークをする様になりました。
お蔭である程度の収入は確保できて、私のパート代も含めると余裕ができる様になったのです。
そして私達は無事に家庭内復縁をすることができました。子供の為にも冷静に考え直して良かったと思っています。
人間ですので、必ずしもいい時だけが人生ではありません。
そもそも、なぜ彼と結婚したのかもう一度考えること、上手くいかない時でも支えようとするのが夫婦の形だと思います。