
「二番煎じ」という意味を知っていますか?
- そこから転じて、以前にあったものの模倣や繰り返しで、変わり映えのしないもの。
- 一度煎じたものをもう一度煎じること。また、そのもの。「二番煎じの茶」
よく使われる表現の例えですが、二番煎じとは以上のような意味合いを持ちます。
私たち、銀座レディス1は今年で創業28年を迎える会社ですが、業界に数々の旋風を巻き起こした会社です。
時代はさかのぼり、時は平成2年。
探偵社を開設以来、実に様々な相談や依頼案件を受けてきました。
当時、身元調査が多く、男女問題をめぐる夫婦関係についても「依頼人が離婚を決めるか、夫婦間に安心感を得る」ということのサポートが業務の中心でした。
ところが、平成4年を境にそこから一歩も二歩も踏み込んだサービスとして、依頼人が「離婚をしないで済むように」「浮気している夫・妻とその浮気相手を確実にスマートに別れさせる」
今に至る「別れさせ屋」が誕生したのです。
なぜ、「別れさせ屋」なるサービスが誕生したのか。それは、ある依頼人(30代、3児の母)の一言からでした。
その時の依頼内容は、夫の浮気調査。いつものように調査を進め夫が愛人のマンションに入る現場を抑えることができた。
その後、調査を続行し、依頼人に報告すると彼女はこう言ったのです。
ここから「別れさせ屋」の歴史が決まった
「あなた方の仕事はこれで終了かもしれませんが、私にとってはここからがスタートなんです」と。
この言葉を聞いてから、一探偵から依頼人の夫婦生活を守ることを目的とした「別れさせ屋」のシステムを確立し、今でも成功率は業界No.1の実績を誇る。
今では、時代も変わり「別れさせ屋」の幅も広がった。
不倫相手と手を切りたいという依頼、DV、モラルハラスメントという言葉が世に浸透し、「別れたい」という依頼も増えた。
私たちは、元祖として常に一歩先に立つことはもちろんのこと、別れさせ屋の「原点」でもあります。
いわゆる、一番煎じです。
時代は変わる、でも恋愛は無くならない
この20年、30年の間に時代は大きく変わりました。
ITの急成長によって、持ち運ぶには辛い大型携帯電話から、ポケベルでの通信、スマートフォンへの移行に伴い便利な世の中になりました。
便利になった分、手に入れるものも多くなったことだと思います。でも、失ったものもあると思います。
一昔前は、一度約束したら当日の約束の遅れやキャンセルは、今より遥かに少なかったはずです。
今では、スマートフォンで「遅れる」「今日はいけない」の一言で終わりかと思いますが、当時は時間通りにいかなければ待っている相手はずっと待っていなければいけない。
待ち合わせ場所が、外だったら季節によっては暑いかもしれないし寒いかもしれない。
それではまずいと、相手の気持ちを考えて行動する人が多かったはず。便利になったのはいいけれど、失ったものもあると思います。
それでも、時代が変わっても、人の心の移り変わりがあっても、この世に男女という性別が存在する限り「恋愛」という行為は無くならないでしょう。
テレビ電話の復旧によって、離れて暮らす恋人や家族の心に灯を灯したように、遠距離恋愛の恋人たちの冬を乗り越えさせたように、
私たちも、依頼人さんの心の灯を灯すような存在でありたいと創業当時から変わらずに思っている次第でございます。