人工知能に奪われてしまう人間の仕事
最近、次々と大手銀行である3メガバンクが大規模な構造改革、いわゆる「リストラ」に動くと発表されました。
その理由は、「人工知能(AI)」です。
デジタル技術による効率化など、およそ3万人以上に上る業務量を減らすとのことです。
数年前から日銀が掲げている、マイナス金利政策の長期化や日本人の人口減少で国内の業務は構造不況の色合いが濃くなって来た。というものが理由だそうです。
それは、銀行業務だけではなく、様々な職種でこれから先、今まで人間が行っていた仕事を人口知能が行うようになるでしょう。
オックスフォード大学が認定している、あと10年で「消える職業」、「なくなる仕事」を発表しています。
今後、10~20年程で米国の総雇用者の約47%の仕事が、自動化されるリスクが高いという結論に至っています。
どこまで、これが実現するかは数年後を迎えなければ分からないことですが、確実に今よりも人工知能の割合は急激に増えるはずです。
それでも探偵や別れさせ屋は無くならない
その中でも、無くならない職業はあります。
その中の一つとして、人の心身にかかわるプロフェッショナルな人材、人としての専門性や経験がそのまま仕事になっている職種は、ロボットには無理だということ。
それは、ただ単に知識や知能だけでなく、経験から出される特性がつまっているからです。
探偵も、ロボットが調査で尾行したりすることは出来ないでしょうからね。
その調査の結果報告を、真摯にカウンセラーが依頼人の心に寄り添い、報告することもロボットには不可能です。
逆に言えば、きちんと「人間」「会社」が、しっかりとした業務を行えないということは、人工知能、ロボット云々の前にお話になりません。
別れさせ屋や復縁のお手伝いは、プロフェッショナルな会社が行わないと当たり前ですが、上手くいきません。
むしろ、下手にノウハウが分からない会社が別れさせ工作や復縁工作、調査をすると逆効果になってしまうことも多くあります。
日々の、研修で調査力を高め、経験、実績からの演出やノウハウ、カウンセリング力はそう簡単に誰もが成せることでは決してありません。
いくら、これから更に画期的なIT時代になったとしても、人の心身を癒したりそれに寄り添うことができる、そして人間に豊かさをもたらすことができる仕事、人材は、コンピューターには無理でしょう。