本当にあった復縁プロジェクト!

男性
引用: weheartit.com

男性だって元カノは忘れられない

今回は、題して「本当にあった復縁プロジェクト」というテーマで更新していきます。

まず初めに、元彼女と復縁したい男性についての依頼例から。

復縁プロジェクトの依頼第1位は、「元カレと復縁したい」というもの、第2位が「元カノと復縁したい」という案件です。

つまり、依頼人が女性であるか、男性であるかの違いなのですが、実はその違いだけで復縁プロジェクトの中身や過程は全て変わってきます。

例えば、別れさせ屋プロジェクトを行う場合、トリック探偵が擬似恋愛をしかけてターゲットをおとすというケースがあります。

このようなシナリオを依頼人に提案した場合、女性には同意をしてもらえるけど、だいたいの男性には断られてしまいます。

「彼が誰と付き合おうと最終的に自分の所に戻ってくればいい」と女性は考えているようですが、男性は違う。

好きな彼女が自分以外の男と関係を持つことは許せないのです。

ですから、一度離れてしまった女性の心を動かすのはとても難しいのです。当然、女性がターゲットである場合の復縁成功率は下がります。

「元カノと別れたくない、復縁したい」

依頼人のユウジさん(仮名)30歳は、仕事に追われる日々。恋人のカナさんと会う時間は減ってしまったそうです。

それでも、結婚を考えるほど真剣に交際していたそうですが、気がついたら二股をかけられ、捨てられてしまったとのことでした。

信頼していた彼女が、自分の元を去ってしまったことでユウジさんは自暴自棄に陥りました。

食事はもっぱらコンビニ弁当、休日は部屋に引きこもり、外出もしない。毎日、同じネクタイをして職場に行くようになっていました。

「俺の方が彼女を幸せにしてあげられる、どうしても復縁したい」そんなことばかり言っていたそうです。

まずは、そんな彼の心を元気にしてあげなければいけません。恋愛カウンセリングを行い、彼のマイナスな思考を取り払います。

物事を前向きに取り組めるようでなくては、カナさんはおろか他の誰からも相手にされません。

今のままでは、仮にカナさんが新しい彼氏と別れてフリーになっても、ユウジさんを選ぶことはないでしょう。

ここで重要なのは、まだ元カノに会わせないことです。

元彼が急に現れたところで、再び恋愛感情が戻るのは稀有な例です。

彼女にしてみれば、今の彼氏と幸せな生活をしているわけですから、せいぜい友達に戻って終わってしまうだけです。

そんなことになったら余計に嫉妬に狂われ、ストーカーになってしまうかもしれません。

その為、「機が熟するまでは、彼女に接触しないでください」と強く釘を差しました。

そして、時間をかけ「なぜ彼女と別れることになってしまったのか」ということをじっくり考えてもらいました。

彼女に対して、いつも思いやりを持てていたのか、デートをしたとき彼女の反応はどうだったのか。

彼女は、別の男性に走ってしまったわけですから、きっとその男性にユウジさんにはない魅力があったのでしょう。

そこを見逃してはいけません。

カナさんの新しい彼氏は、ユウジさんよりも2歳年下です。

部屋の中でまったり過ごすユウジさんに対して、かなりアクティブなデートで女性を楽しませることが得意な彼は、週末はクラブで朝まではしゃいだり、フレンチのコース料理を食べに行くといった幅の広さがありました。

ネクタイピンをつけて淡いフレグランスを香らせる彼と、しわの入ったスーツでデートするユウジさんとの間には残念ながら随分の差があります。

25歳のカナさんが、彼になびくのも無理はありません。

ユウジさんに足りないものは、デートの「企画力」だと感じた私たちは、疑似恋愛のプロである女性トリック探偵相手に疑似恋愛を繰り返しデート力のレベルを図ることにしました。

常に新鮮で女性心をくすぐるようなデートを企画

その為には、情報誌は常にチェックし、人気のある歌手のコンサートやオシャレなお店にも強くなってもらいます。

ただ、それだけでは一度失った女性の心を簡単に取り戻すことはできません。

髪型やファッションセンス、しぐさや立ち振る舞い、細かいところまで女性はチェックします。

外見が魅力的なのは、恋人としての最低条件です。

また、相手が不安にならないような思いやりの優しい言葉をかけたり、サプライズでプレゼントを用意して彼女を驚かせたりと恋愛の上級テクニックを覚えていただきました。

さて、こうしてようやく「復縁プロジェクト」に取り掛かっていくのです。

復縁は、簡単にいくケースもあれば、すごく難しいケースもあり、それは人それぞれで状況ごとに大きく変わってきます。

一度壊れてしまったものを、もう一度くっつける作業をするのですから決して安易なものではありません。

ですが、「復縁したい」という気持ちをあきらめないことが次のステップに進行していくものだと思っています。

 

元祖・別れさせ屋、復縁屋の銀座レディス1サイト