DV被害の増加、被害者は女性だけでない
今日は、DV(ドメスティック・バイオレンス)同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴力のことについてお話をします。
近年では、婚姻の有無を問わず、元夫婦や恋人など近親者間に起こる暴力全般を指すDVがかなり増えてきました。
これまでの、DVに対するイメージは男性から女性へといったものが大半でした。
しかし、今では妻から夫へのDV行為もすごく増加しています。
・妻が怖すぎて別れたいのに別れられない
・別れたいと言ったら妻が暴れ出して、家がぐちゃぐちゃになってしまった
・別れ話を持ちかけたら殺されるんじゃないかと不安
・どうにかして別れさせてください
と言う、なんとも恐ろしい話です。
必ずしもDVは、目に見える傷を残すことや、蹴る、殴るといった肉体的なものばかりではありません。
精神的な苦痛を与える行為、暴言、もDV行為の一つです。
警察庁の調査によると、DVの被害は年々増え続け、2014年には過去最多の5万9072件に上ったそうです。
そのうち男性は10・1%で、2010年の2・4%から4倍に増え、最高裁のまとめでは、「相手からの暴力」で離婚を申し立てた夫は2000年の882件から2014年度の1475件へと増加。
一方、妻は1万3002件から1万1032件へと減ったとのこと。
内閣府が2014年度に実施した男女間の暴力についてのアンケートでは、配偶者からの被害経験は女性が23・7%に対し、男性が16・6%、
そのうち「相談しなかった」と答えたのは女性の44・9%に対し、男性は75・4%と回答。
やはり、男性の方が一人で抱え込んでしまったり悩み続けていることがこのデータからも分かります。
恋愛や別れによる男女間のトラブル、夫婦間のトラブルから事件に発生したニュースは、今では珍しくなく日常的に起こりうる自体になっています。
確実に増加している「男女間の恋愛トラブル」
男女間のトラブル。それが、悪化してしまうと時にはストーカー行為、殺人未遂、殺人事件までに発展する恐れがあります。
もはや命の危険性にも関わり、自分の人生を大きく変えてしまうことになることも。
近年私たちもよくニュースで見ることが増えましたよね。
「別れ話になり、彼女(または彼)を殺して自分も死のうと思った」・・・
「別れたいと言われカッとなって手を出してしまった」・・・
「別れたくなかったけど、一方的に別れを告げられ仕方なく破局、その後ストーカー行為に発展してしまった」
このような恋愛関係のもつれから起きる殺傷事件やストーカー被害のニュース。どうしてこのような事態が起きてしまうのでしょうか。
一方的な別れにパニックになる
一番の原因は、自分が別れたいと思っているのに、相手は別れたくないと思っている。
これが一番多い理由です。
これは、未婚のカップルのみにならず不倫関係においても同じです。
それが、例え命に関わることでなくても、相手を傷つける行為というのは、あってはならないことです。
一度は愛し合った関係だったのに、こんなに悲しい事はありません。場合によっては人生を狂わせることになるかもしれないということ。
一番重要なことは、上手に別れるということです。
上手に別れられないと、後々面倒なことになりかねません。
特に、このような時代では感情的になったり、気がついたら頭に血が昇って、という人たちが増えている時代でもあります。
手遅れになる前に、「上手に別れられる方法」を見つけしょう。