曖昧な関係から恋人に。本当にあった恋愛話
ふたりの関係は、ずいぶん長いあいだ曖昧なままが続き、そんなカレに業を煮やした彼女は、
「いい加減にして、はっきりして!このままの関係は続けられない。付き合うの?別れるの?」
そうカレに詰め寄りました。
カレは、「・・・。もちろん。付き合う」。
そう言ってふたりは正式に交際をスタートさせました。
このとき、彼女は26歳、カレは32歳です。
まわりも結婚する人が出てきただけに、多少、将来のことが頭をよぎるようになっていました。
ふたりはどうなるんだろ・・・。そんなことを考える毎日です。
「ふとしたことから別れに」
カレはもともと彼女に対して熱心な感じではありませんでした。
付き合いはじめたのもあなたのひと押しがあったからこそですし、何より34歳という年齢は仕事がもっとも充実している時期でもあるからです。
そんななか、カレのあなたへの無気力ぶりが目立つようになってきました。
「冬休み旅行行こうよ」と誘っても「実家でゆっくりしていたい」というようにあなたに対して無関心なのです。
そんな彼女は一計を案じます。
カレはこちらがおしりをたたかないと行動しない。だから、強く言ってみよう、と。
「アタシは、ふたりの将来のことだって考えているの!アタシたちこれからどうするの?」
そんなあなたの気迫にやや押されたカレは、一息おいて言いました。
「じゃあ、別れる・・・。なんだか面倒になった」こうしてふたりは別れることになったのです。
別れの原因はこんなところにあった
突然カレからつきつけられた別れ。
自分の作戦が失敗だったのかな?と、ひとり反省しています。
けれども今回の場合、完全に嫌われたわけではなく、なんとなく面倒くさくなったというのがこちらが見た印象でした。
ちょっとやりすぎたかな、そんな後悔はしていますがカレはメールの返信もしてくれなくなりました。
今回の場合、彼女はそんなふうに別れの原因を考えていましたが、カレの場合は違いました。
カレは仕事を第一に考えていて、あなたとの結婚はまだ先だと考えていました。
そして、恋人→両親にあなたを紹介→結婚を前提にお付き合い→婚約
というように一歩ずつ、一歩ずつ、段階を踏んでふたりの関係を進めようとしていたのです。
けれども、そんなカレのペースに、彼女は焦れてしまい、答えをあせったがため、カレに嫌われることになったのでした。
カレにとっては、両親にあなたを紹介するために、実家の話を切り出したのに、あなたはそれをふたりで旅行に行きたくな
いからだとひとり合点してしまっていたのです。
復縁に向けての作戦を立てる
さて、本当の理由が実は別のところにあるとわかった彼女。
今度は、復縁に向けた作戦を立てることが必要です。
今回の場合、彼女から見れば、煮え切らないカレの態度に揺さぶりをかけたというところでしょうが、
カレから見れば階段を一歩ずつ登っている最中にあなたに足をひっかけられたということになるかもしれません。
そして、どうしてもカレと復縁したいのなら、カレの言い分は100%聞くことです。
もちろんそれはカレに100%従うということではありません。
カレの言い分を100%聞いた上で、どのように行動するかを決めることです。
まず、今回の場合、ふたりが落ち着いて話し合える機会をもつことが必要になります。
もしも、それすらできない状況であれば、復縁成功にはかなり骨が折れるでしょう。そして、正直にカレに向かい合いましょう。
「アタシ、もう28歳だし、ちょっとあせっちゃって、あなたがそんなふうに考えていたなんて思ってもなくて」
そう真摯にカレに向き合うことが復縁への第一歩になります。
復縁屋ならこう成功させる
以上は、あなたがひとりで復縁できる場合の大まかな進め方です。
実際、こんなにトントン拍子に復縁までの話しが進むことは、まずまれでしょう。
別れた時点で、カレもあなたも普通の精神状態になっているかも微妙なところです。
そこで、今回のケースでは、まずふたりのあいだにどういうスレ違いがあったのかをきちんと調べます。
カレがあなたを両親に紹介したいと思っていたことも、そもそも普通に生活していてはあなたにはわからなかったことだからです。
そして、カレに対して真摯に向かい合う努力が必要です。
カレのせいで別れることになったと思っているはずですから、このときカウンセリングなどをしてあなたの心の状態をきちんと整えます。
最後に、あなたとカレが再び、向き合う環境をつくることです。
単なるメールで「○日○時に会おうね」というだけでは、決して再会することはできないからです。
偶然を装って、復縁屋スタッフが彼女とカレを引き合わせる算段をとる必要があるのです。