
結婚前にチェック、結婚後に後悔しないために
結婚するときに離婚について考えている人はいないはずです。
もちろん相手との結婚生活を考えたうえで、一緒に暮らしていける相手だという事を考えてから結婚に踏み切っているはずです。
性格が合うかどうかなどについては付き合っている段階から見ているはずなので、そこが直接離婚したい理由につながることは少ないのではないでしょうか。
もちろん小さないさかいは数多く起こるでしょうが、そういったことも家族として乗り越えていくことでより、
きずなが深まっていくとも考えられます。
しかし、実際に結婚生活を始めてみると次第に見えてくるものもあります。
チェックすべきところは結婚相手の家族
よーく見ておいた方がいいのは、結婚相手についてではなく、相手の家族についてです。
結婚相手については自分自身で理解したつもりであっても、家族が絡むと事情が全く変わってくるものです。
夫婦間のいさかいなら当人同士で解決することが出来るものですが、相手の家族が絡んだ問題というものは自分たちだけでは解決のしようがないのです。
相手の親から言われたことに対して我慢を強いられる場合も多く、そういったことが続くと離婚したいという気持ちが増してくることになるのです。
特に男性の場合、母親の影響を強く受けていたり、母親の言うことが正しいと思い込んでいる場合が多いです。
嫁姑関係のトラブルにつながりやすくなる
夫婦間でとどめておくべき愚痴なども、母親に対して話してしまうことが多いのです。
自分の母親を信じているからこそ起こることなのですが、こういった形で一度嫁姑の間にしこりが生まれると、
その後の関係改善は困難になります。
その本人に全く悪気もなく、何が悪いのかも理解しづらいという事も問題をより大きくしてしまいます。
こういった形でいらぬトラブルを起こしがちな相手とは離婚につながる可能性が高いと考えられます。
親との距離が近い人、親の言うことを良く聞く、いわゆる優等生的な良い子にそういった傾向があるようです。
それは逆に考えると親孝行で、親とのコミュニケーションを密にとる良い人に見えるものですが、
実際に生活していくとなるとこうした方は問題を多くおこし、離婚につながる可能性が高くなるのです。
そのため、結婚生活をイメージするときには相手の親についてもしっかりチェックしていくことが大切です。
こうしたトラブルの危険性が高い親孝行タイプの方と結婚するなら、せめて親との同居だけは避けるようにし、
夫婦だからと言って相手の親の愚痴などは言わないことが大切になります。
「結婚」は「恋愛」と異なる点から、結婚相手以外のこともよく見る必要がありますね。