ホッカイロの有難さを痛感する冬の現場
今日の夜の調査は、雪が降ってきそうなお天気模様。
今でこそ、カイロという商品があるのでお陰様で少しでも温かさを感じることができますが、昔はありませんでした。
冬の日の調査は辛い我慢比べだったのです。
また、冬の調査は調査員の忍耐力が問われ男性調査員なら泣き言など通用しない厳しい行為でもありました。
冬の現場は過酷の為、辞めてしまう調査員もいたほどです!カイロの出現は調査員の退職を歯止めするほど有難い品だったのです。
調査現場には、現場の神様がいた
ある都内での調査の出来事。
依頼人からの情報で、今回のターゲットの女性が住んでいるであろうマンションの前で、 張り込みをしていた午前10時。
午前中にはマンションを出るとのことだったが、お昼になっても中々ターゲットらしき人物は出てこない。
おかしいと思 いながらも続けていたのですが、この場所での長時間の張り込みは周りに怪しまれやすく、
無理にやるより今回は、一旦引いて他の日にやることに。
そうして、違う現場の下見に行くことにしました。
そう決め、最寄り駅に向かって歩いていると、私の進行方向にある某コンビニの前に女性がいるのが見えた。
特に何を思うことなく通り過ごそうとしたのですが、ふっと見ると、先ほどマークしていたターゲットの女性にとても似ている。
女性は、コンビニの前で誰かを待っているようなので、遠くに離れてカメラで顔を確認したら、なんと『当たり』!
調査員として入社して1年。
こんなことは、普段ではありえないと思っていいほどの出来事。
その後、コンビニから出てきたターゲットの女性。
依頼人からの情報で得ていたマンションの方面に向かって歩き出したのですが、情報とは違うマ ンションに入っていたのです。
自宅マンションにターゲットが入ったのを確認でき、ひとまずは安心。
こんな偶然が無かったら、始めの住所が違っていたことを判明できるまで、時間を要したと思うとヒヤヒヤしました。
会社の社長、先輩たちから『現場には現場の神様がいる』『偶然も運のうち』とよく聞いてはいましたが、本当にいるとは・・・
『現場の神様!!!』
今後は、こんなラッキーな事はそうなかなか起きないと思いながらも、どこか心の中で期待している自分がいる(笑)
さて、明日からは地方での調査出張。先輩調査員にお供致します。