幸せな復縁と不幸せな復縁がある
一度は大好きになった男性と別れてしまった直後は、女性でも男性でも心に寂しさや自分の弱さを感じてしまうものです。
そのような辛い気持ちの時に「彼、彼女と別れてしまって本当に良かったのだろうか?」と、何度も心の中で自問自答するのはごくごく自然なことです。
今まで一緒にいるのが当たり前だったのに一人になって改めて自分にとっての彼という存在の重さを実感し、復縁を願うことも多いことでしょう。
あるいは、逆に別れを言ったはずのほうから連絡がきて「ヨリを戻したい」と告白されることも有り得ます。
それで二人が幸せになれる復縁ならばよいのですが、中には、復縁しないほうが幸せになれるケースもあります。
DV男・女との復縁はやめとけ
例えば、彼、もしくは彼女が暴力を振るう人だった場合です。
暴力を振るう人は、心の中に深い闇を持っていることが多くあり、これは本人でもなかなかコントロールできないケースが殆どです。
暴力を振るう人は、暴力を振るった後で気持ちが落ち着くと恋人に対してこれでもかと思うほど優しく接します。
体に出来てしまった傷を優しく撫でて「本当にごめん」と泣きながら必死に謝る人もいるのです。
かたや暴力を振られた側の方は、男性に謝られることによってそれまで感じていた、悔しさ、虚しさ、悲しさ、辛さなどのネガティブな感情がスーッと心から消えてゆくのを感じてしまいます。
「好き」が故の”思い込み”から逃れるために
そして「彼、彼女には私でないとダメなんだ」と思い込み、「私が幸せにしてあげよう」とばかりに別れの決断をしないケースが多いのです。
そんな出来事を何度も繰り返し「このままでは自分自身も幸せになれない」と気づいて別れた時でも、元恋人から復縁を迫られると心が揺らいでしまうことがあります。
そんな時は、復縁しないほうが幸せな恋もあるのだということを肝に銘じて、彼への同情を捨てて別れる決断としないといけません。
あるいは、本気で別れたがっているのに相手のほうが執拗に復縁を迫ってくる場合は、何度も断るよりも極力彼と二人きりで接触しないで済むようにすることが大切です。
逆上され、事件に至るケースも多く存在します。
携帯電話の番号を変えたり、一人暮らしの場合は引っ越しをするなどの工夫を試みながら、どうしても相手と接触をする際には、周囲に人が多い喫茶店などで、父親などの第三者も交えながら別れ話に決着をつけることがお勧めです。
間違っても彼を部屋に呼んだり、彼の部屋を訪ねたり、お酒の席で話をしたりしてはいけません。
そして今後は、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、恋人を選ぶ時は、機嫌のよい時の彼を見るだけでなく、彼の機嫌が悪くなる時はどんなふうに態度が変わるのかまで見極めてからお付き合いすることをお勧めします。